留学準備 居住許可編
これからスウェーデンに留学に来る人のために、と
自分の備忘録として、残しておきます。
(情報は2015.8現在のものです。)
日本人がスウェーデンへ留学に行くときに
ビザは要りません。
正しく言えば、
180日以内の滞在はシェンゲンビザが適用されて
シェンゲン協定国なら1国90日以内の滞在がシェンゲンビザで許可されます。
で、日本人はこのシェンゲンビザが免除されているので
ビザが要らない、というわけです。
ただ私のような留学生の場合、滞在が180日以上になるため
居住許可証というものが必要になります。
居住許可はSwedish Migration BoardのHP上で書類を送ったあと、
スウェーデンに到着後に移民局で指紋などを取って終了。
というわけで、日本のスウェーデン大使館に行く必要はないわけです!
ネット経由で完結。ありがたや。
居住許可証を取るのに必要なのが以下の4つまたは5つ。
▶パスポート(有効期限を要確認)
▶受け入れ先の大学からの入学許可証
▶留学期間中有効な保険
(受け入れ先大学によっては、大学側が用意してくれることも)
▶家計の経済状況証明書、具体的には英文の残高証明
▶留学中に受け取る奨学金の証明書(あれば)
これらをすべてスキャナーで取り込みpdfの形にして申請します。
私の場合、まず一番の難関だったのが、入学許可証。
留学予定日の1年前に一橋からSSEへの推薦許可は下りていたのですが、
年を越し、留学4か月まえの4月になっても、SSEから全く連絡が来ない。
心配になり一橋の国際課に問い合わせたところ、SSEからすぐ返事がきて
「すみません、すっかり入学許可証送るの忘れてました」、と。
とっくに許可されていたにもかかわらず、音沙汰なしだったわけです。笑
しかもそのメールが届いたのが、履修科目申請終了の5日前。
慌てて学生ポータルのログインの仕方を習得し、申請しました。
更にややこしいことに、あちら側の手違いで、メールで届いたのが
10か月2セメスターのはずの留学期間が、5ヶ月1セメスターだけの留学許可証。
もうわけがわからない。笑
再発行してくれ、というメールの後、再び催促してやっと
正式な入学許可証が届きました。
自分から連絡を入れてなかったら、どうなっていたことか…。
受け身じゃダメ、っていう教訓を得る。
で、次に面倒だったのが保険です。
というのも、長期留学生向けの保険は各大手保険会社に
ちゃんと取り揃えられています。ですが、一橋が要求する補償水準が
あまりに高すぎて、普通のプランの保険には入れませんでした。
母親の同僚の保険代理店勤務の旦那さんを頼って
何度も連絡を取り合い、カスタマイズして作って頂きました。
私の場合は某MS&●Dさんで契約しましたが、
T京海上日動さんでもカスタマイズすれば大丈夫みたいです。
ちなみにきっかり10か月間で20万円ちょっとでした…。
経済状況証明書については、私の口座に70万円ほど母に振り込んでもらい、
銀行の窓口に「英文の残高証明がほしいんですけど~」と言うと
すぐに対応してくれました。銀行員さんも慣れてたようです。
一橋から出る奨学金についても、国際課に言えば2,3日で用意してくれます。
すべてpdfで取り込み、ここのBegin applicationから申請します。
私が申請を終えたのが6/23のこと。
ただいま審査中です、というメールが届いたのが7/30で、
昨日8/2に、自宅に居住許可証が届きました。
ざっと5週間といったところ。
同じタイミングでスウェーデンのルンドに行く友達は
大学側が保険を用意してくれていたようで申請が早く、
一週間で来たと言っていたので、3週間過ぎたあたりから焦ってました。笑
何か犯罪歴あったっけな、みたいな。笑
ということで、一件落着した今現在です。