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Trip to Norway, Bergen<1日目>

 

ただいまStockholm!!

 

2泊3日でノルウェーはベルゲンに行ってきました。

ベルゲンはノルウェーでは首都オスロに次ぐ第2の街で、港町です。

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地図を見てもすぐにわかる通り、スカンジナビア半島の西側、

フィヨルドのど真ん中にある都市なので、フィヨルド観光の拠点として有名ですね。

 

しかしなーんにも知らずノルウェイ旅行に二つ返事で参加した私。

全く下調べをしておりませんでした。笑

まあこれが災いして1日目はいろいろありましたが、それは後ほど。

 

 

ストックホルムは金曜の夜に発ちました。

1時間ほどですぐ到着します。ベルゲン空港からのバスは

21時までは定期的に、それ以降はフライトが到着するたびに出るので、

特に心配はいらないかなと思います。

券売機で往復199NOKを購入します。

 

 

airbnbで予約した宿泊予定の家はベルゲン駅から徒歩15分くらいのところ、

つまり、観光スポットである港町からすぐ近く!最高の立地でした。

バスの行き先表示にBergen Stationがなかったから

どこで降りるのかわからなかったんですが、

乗り合わせたおねえさんがバス停と駅までの道のりを教えてくれました。やさしい!

バス停は駅から5分くらい歩いたショッピングモールに併設されてます。

 

こちらがベルゲン駅。

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港までは1本道。無事宿にも到着し、友達と合流しました。

 

友達2人は私が到着した金曜日にすでにフィヨルド観光に行っていて、

いろいろと教えてくれました。

 

彼らのルートはベルゲンからボートでミュールダール、

ミュールダールからフロム、フロムからベルゲンは鉄道というシンプルなルート。

学割を使っても1000NOKはしたのだとか。

 

それから、天気のいい日に行くことも強くお勧めされました。

私が予定していた日曜は、雨予報。

ということで急きょ次の日、土曜日に行くことにしました。

ちなみに友達2人は日曜日にStavangerへバスで行くみたいなので、

結局土日両日とも1人で観光することに。笑

 

さてフィヨルドを見るにはチケットが必要。

しかし、フィヨルド観光のナットシェルのオンライン予約は3日前まで、

インフォメーションセンターは朝9時まで開かないため、

ベルゲン駅の受付で当日の朝購入することにしました。

こちらは朝早くから開いてるので朝イチのフィヨルドのチケットが買えます。

 

 

7時起床、8:20ごろベルゲン駅に到着し、受付の人に聞いてみると、

フィヨルド観光にはいくつかルートがあり、それぞれ長所短所があるそう。

私はフロムでの滞在時間が長く20時にベルゲン駅到着の以下のルートにしました。

 

Bergen -(鉄道)- Voss -(バス)- Gudvangen -(ボート)-

Flåm -(鉄道)- Myrdal -(鉄道)- Bergen

 

な、長旅だ…いったいいくらするんだろう。

 

一生に一度かもしれないフィヨルド旅行とはいえ、出費は抑えたい…

学割について聞いてみると、鉄道チケットはここでも学割で買えるが

バスとボートについては現地で買わないと割引がつかない、と。

 

これを信じて鉄道のチケットだけ買ったのですが、

実際にはバスもボートも学割は利きませんでした(._.)なぜ!

でもトータルで1200NOKくらいかな?

たくさん回ったのに、友達が行ったルートとそんなに変わらなかった。

鉄道が学割で相当安いみたい。

国際学生証、必ず持っていきましょう。

 

よしチケットも買えた、準備万端。

8:46出発かー、ゆっくり向かっても10分前には着くなあ。

 

なんて思いながら、のろのろとベルゲンの港まで。

でもいざ着いてみると乗り場がわからない。

それらしきボートも見当たらない…。

 

漁港のおばちゃんに、すみません、Voss行のボートはどこですか?と聞くと

 

「ボート?あなたこれ、これは電車の乗車券よ。Vossへは電車で行くのよ。」

 

現在の時刻は8:38。駅までは徒歩で15分。

 

多分メロスよりは速く走ったと思います。

 

倍速で走った結果、チケットを車掌さんに見せるのをスルーしかけましたが、

なんとか発車に間に合った!!!

友達がベルゲンからボートで行ったエピソードと混同して、

なぜだかベルゲン港まで行ってしまったのです。笑

ほんとーに焦った。

えー、これが第1のハプニング。笑

 

 

Vossまでおよそ2時間。

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バスへの乗り換えは人の流れに乗っていけば大丈夫!

 

バスの運転手さんに「学割でチケットください」とクレカを差し出すと、

 

「すまないね、ここではキャッシュでしか買えないよ」

 

ほ、北欧はクレカ社会じゃなかったのか!え!え!

ノルウェークローナ持ってないよ!

 

ものすごく焦っていると、おじさんがATMの場所を教えてくれた。

これキャッシュ機能付いてたっけ?!と慌てふためきながら下ろそうとしましたが

案の定、ただのLUMINEカードにキャッシング機能はありません…笑

 

いや、ありません…笑 じゃないよ、やばい!

バスの運転手さんに聞くと、次のバスはなんと14時。

それじゃあベルゲンまで帰れない!!

 

もう最後の手段だ、と思い、

「すみません!!スウェーデンから来てる人いませんか!!」

と、バスの車内でシャウト。必死の形相。静まり返る車内。

そこにすくっと立ち上がるおじさま。

 

神よ。

 

なんとかスウェーデンクローナノルウェークローナと変えてもらい、

バスのチケットを買えました( ;∀;)ありがとうありがとう

もう何年分の運を今日で使い果たしたことか…!

 

 

VossからGudvangenのバス、山間を走るただの交通手段と思ってはいけません。

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写真じゃすごくわかりにくいんだけど、

ヘアピンカーブがとにかくヘアピンなんです。笑

考えてみればフィヨルドの断面を無理やり切り出して道路作ってるわけだから、

ぐにゃぐにゃじゃないと走れないよね。

そしてその上、日本では考えられない傾斜角度。いろは坂なんて、めじゃない。

で、このカーブと傾斜角度の中、写真撮影のために止まってくれます!笑

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なによりも運転手さんの技術がいちばん凄かった('_')笑

 

GudvangenからはこのボートでFlåmまで向かいます。

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ボートは3階建て?になっていて、1階には乗用車、

2階はコーヒーや軽食を売ってる売店がある室内のゾーンと

外を見渡せるデッキのゾーン、3階はすべて外にあるデッキです。

観光アナウンスは6か国語くらいでやってくれて、4か国語めが日本語☻

WiFi探索してみると、ボートの名前の付いたフリーWiFiが飛んでたんですけど

なぜだかインターネットにアクセスはできませんでした。

あと売店のサンドイッチものすごく美味しくて感激しましたが

やっぱりとても高いので、あらかじめ持ってくることをおススメします。

 

Flåmまでのおよそ2時間。

筆舌しがたいほどの絶景。全ての写真は載せられないけど、厳選した一部を。

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2時間ずーーーーっとこの絶景!

時折4枚目の写真みたいにかわいい色彩の集落が現れます。

いったいどんな人がここに住んでるのか…というか住めるのか?

ひたすらに、目とカメラに焼き付けました。

 

ボートの上では、ヒートテック+厚めのシャツ+パーカー+ジャケットと

ジーンズ一枚で過ごしました。ちょっとだけ寒かったけど、

Flåmは9月上旬のこの時期まだ暖かいのでちょうどいいくらいかな。

 

 

Flåmは完全に観光都市化されていて、お土産物屋さんがたくさん。

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なぜかISUZU

2枚目の写真はトロールです。

北欧で有名なトロールは、妖怪のような妖精のような化け物のような。

どれとも訳せないらしいです。

どうでもよい豆知識なんですが、フィンランドで有名なムーミンもトロール。

カバじゃないんだって!笑

 

さてこのFlåm、

お土産物を見るのはある程度楽しめるのですが

わたし、”観光客向けですよ!”感があまり得意じゃなくて、

ちょろっと山を登ったりして2時間を過ごしました。

レストランの単価は軒並み150NOK以上、カフェもかなりお高めだったし。

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いたるところに石が積んである。

 

さて、Flåmを後にし、鉄道でMyrdalまで。

この鉄道、急斜面を走る有名な鉄道らしく、

Myrdal-Bergenの乗車賃は2時間で120NOKくらいなのに

Flåm-Myrdalは1時間で300NOK以上しました('_')!

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途中、滝の前で鉄道が止まり、降りて写真撮影の時間をくれます。

ここでなんだか不思議なイベントが起こるのですが、

それは行ってみてのお楽しみに…('ω')笑

 

Myrdal-Bergenはずーっとのどかな風景が広がっています。

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ときどき放牧されているヤギや牛、馬が見えたり。

静かで心安らぐ風景だったのとFlåmで山登りして疲れてたのとで、

ここら辺はほとんど寝ておりました(-ω-)笑

ちなみに途中Vossで30分弱休憩があるよ。

 

 

Bergenに着いたのは午後8時。

ちょうど、日が沈みかけている時間。

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帰宅して、友達が作ったご飯を食べる。

友達はこの日、美術館やフロイエン山に行ったらしい。

明日はわたしもフロイエン山かなー?なんてまた

とくに計画も立てないまま寝てしまいましたとさ。

 

もうねむいから、2日目の旅程はまた明日に。